百耕資料館 粉本デジタルアーカイブ

楊貴妃之図
番号1082
原作者(流派)円山応挙 (円山派)
表題楊貴妃之図
材質技法紙本墨画
形態裏打
員数1
法量 縦×横(cm)89.7×41.0
制作年
写作者(所蔵者)紀(祐彦)
写作年(所蔵年)
銘文(表)
款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等
銘文(裏)
写作者(所蔵者)の留書等
「應擧先生楊貴妃之圖/紀ノ藏」白文方印?(印章の下部が切り取られている)、「六拾五」
備考色註あり。
解説円山応挙の画の模写です。画題の楊貴妃(719~756)は、中国唐の玄宗皇帝の妃。初め玄宗の子寿王の妃となりましたが、歌舞音曲に優れ、聡明であったため宮中に召されて貴妃(皇后に次ぐ夫人に与えられる称号)となりました。玄宗の寵愛を一身に集め、一族も登用されて権勢を誇りました。やがて国政は乱れて安禄山の反乱を招き、玄宗とともに四川に逃れる途中殺害されました。詩人白居易の「長恨歌」を始め多くの文学作品に描かれたほか、中国・日本で多数の画家の題材ともなっています。

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