| 番号 | 677 | 
|---|---|
| 原作者(流派) | 岡本豊彦 (四条派) | 
| 表題 | 獏之図 | 
| 材質技法 | 紙本淡彩 | 
| 形態 | 裏打 | 
| 員数 | 1 | 
| 法量 縦×横(cm) | 46.2×56.0 | 
| 制作年 | – | 
| 写作者(所蔵者) | 紀祐彦 | 
| 写作年(所蔵年) | – | 
| 銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等  | – | 
| 銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等  | 「御衝立御用/岡本先生獏之圖/紀祐彦藏」朱文長方印(印文「祐彦」) | 
| 備考 | – | 
| 解説 | 岡本豊彦の画の模写です。画裏の写作者(所蔵者)の留書から、原本はいずれかの貴人宅の衝立画であったことがわかります。画題の獏は、中国から日本へ伝わった想像上の動物で、その姿は、鼻はゾウ、目はサイ、尾はウシ、脚はトラに似ているとされます。日本では、獏は人の悪夢を食べるとされ、江戸時代には、良い初夢を見るため、獏の絵を枕の下に敷く、箱枕に獏の絵を描く、獏形の「獏枕」を用いる、といった風習があったようです。 | 

