
番号 | 376 |
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原作者(流派) | 百々広年 (四条派) |
表題 | (鄭綮驢雪図) |
材質技法 | 紙本淡彩 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 39.5×61.7 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | – |
写作年(所蔵年) | – |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「得句成隹詠/衝寒過灞/橋/百廣年」印章写2顆(方印・印文なし) |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 朱文長方印2顆(同じもの。印文「廣年」) |
備考 | 料紙に薄和紙を使用。 |
解説 | 百々広年の画の模写と考えられますが、画裏に広年の印章らしきものが捺されており、これが真正なものであれば、あるいは本人筆の下絵(画稿)もあります。画題の鄭綮驢雪は、近作について問われた中国唐代の詩人鄭綮(?~899)が、「風雪の中を驢馬にまたがって灞橋を渡ってこそ、すばらしい詩情が湧く。こんな朝廷の中で、どうして好い詩などできよう」と答えたという故事(北宋・孫光憲『北夢瑣言』巻七)に基づきます。 |