
番号 | 174 |
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原作者(流派) | 森徹山 (森派) |
表題 | 薄狸 |
材質技法 | 紙本著色 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 55.0×31.8 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | 岡田(広章) |
写作年(所蔵年) | 安政2 (1855) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「徹山」 |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「岡田藏/安政乙卯正月」 |
備考 | 色註あり。『当市枳穀馬場伊東氏・こんだや勝見氏所蔵品』(大正3年3月9日入札)に本品の原本らしき徹山の画を掲載。「薄狸」掛幅装、縦110.0㎝×横28.5㎝、画は本品より縦に長く、上部に画賛として子日庵一草(1732~1820)の句「山路来て/又ぞつとする/枯野かな」あり。 |
解説 | 森徹山の画の模写です。大正3年(1914)刊行のオークションカタログに本品の原本らしき画が掲載されています(掛幅装〈掛け軸〉)。原本の画は本品より縦に長く、上部に陸奥国和賀郡(岩手県)出身で、各地を吟行後、壮年は兵庫津(神戸市兵庫区)に住んだ俳人子日庵一草(1732~1820)が、画賛として句をしたためていたようです。本品の表題は、この原本の表題をとりました。 |