
番号 | 443 |
---|---|
原作者(流派) | 円山応挙 (円山派) |
表題 | 鶴【若松双鶴図】 |
材質技法 | 紙本墨画 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 108.0×54.4 |
制作年 | (天明3) (1783) |
写作者(所蔵者) | 真野 |
写作年(所蔵年) | 文政7 (1824) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | – |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「文政七/靎/周□(斎ヵ)先生圖/眞野模」 |
備考 | 『当市山添蠖軒翁遺愛品・紀州前田家所蔵品入札』(大正5年12月4日入札)に本品の原本らしき画を掲載。円山応挙筆「若松双鶴図」絹本・掛幅装、縦116.0㎝×横55.1㎝。画は本品より上部にもう少し余白あり。画中右下に「天明癸卯□□□/應擧」(印章2顆)の款記あり。 |
解説 | 本品は、画裏の写作者(所蔵者)の留書では「周□先生圖」とありますが、大正5年(1916)刊行のオークションカタログに、図柄が酷似する応挙の画が掲載されており、これが原本にあたると判断しました(本品の表題の【 】内は原本の表題)。原本は絹本・掛幅装(掛け軸)で、画は本品より上部にもう少し余白があり、画中右下に記された落款から、天明3年(1783)応挙51歳の作とわかります。 |