
(分割撮影した複数の画像を簡易的に繋いだ画像)
番号 | 88 |
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原作者(流派) | 円山応挙 (円山派) |
表題 | (障壁画下絵画巻) |
材質技法 | 紙本墨画 |
形態 | 図巻 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 22.5×669.3 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | – |
写作年(所蔵年) | – |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | – |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | – |
備考 | 色註ほか註記あり。 |
解説 | 本品は、四種の障壁画の写しらしきものを集めた巻子です。その内容は①老松図②香山九老図③雪松図④松孔雀図で、②は障壁画から二曲一双の屏風に改装された円山応挙作「香山九老図屏風」(個人蔵。兵庫県立歴史博物館『没後二〇〇年記念 円山応挙展』1994年に掲載)、③は応挙筆と伝える妙法院(京都市東山区)御座之間一の間の障壁画「雪松図」、④は寛政7年(1795)に応挙が大乗寺(兵庫県香美町)客殿の障壁画として制作した「松に孔雀図」(重要文化財)とおのおの図柄が近似する一方、いずれも細部には相違が見られます。以上から、本品は、①については詳細不明ながら、応挙の手になる障壁画の小下絵(構想画)の模写を集めたものではないかと推定されます。 |