
番号 | 77 |
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原作者(流派) | 円山応挙 (円山派) |
表題 | 山水図 |
材質技法 | 紙本淡彩 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 68.7×108.3 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | 岡田(広章) |
写作年(所蔵年) | 文政10 (1827) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「―」印章写1顆(方印・印文なし) |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「文政丁亥/山水圖/應擧先生筆/岡田蔵」 |
備考 | 嶋田元直(円山応挙の弟子、1736~1819)の子孫のもとに伝わった粉本群の中に同じ図柄の応挙画の模写あり(高井琮玄編『山水・草木 円山派下絵集③』光村推古書院、1997年)。 |
解説 | 円山応挙の画の模写です。本品については、応挙の弟子・嶋田元直(1736~1819)の子孫のもとに伝わった粉本群の中に、同じ図柄の応挙画の模写が含まれていることが知られます。この嶋田家本は、応挙の署名が写し取られているほか、画中に金銀の砂子が蒔かれていることを示す雲形の点線の囲いが施され、画の左中央あたりには襖の引き手を表す円形が記されており、以上から、嶋田家本や本品は、何処かの障壁画の小下絵(構想図)の模写である能性が高いと考えられます。 |