| 番号 | 65 |
|---|---|
| 原作者（流派） | 円山応挙 （円山派） |
| 表題 | 牧童 |
| 材質技法 | 紙本墨画 |
| 形態 | 裏打 |
| 員数 | 1 |
| 法量 縦×横（cm） | 47.5×28.0 |
| 制作年 | 明和6 (1769) |
| 写作者（所蔵者） | 岡田（広章） |
| 写作年（所蔵年） | – |
| 銘文（表） 款記写・画賛写・写作者（所蔵者）の留書等 | 「明和已丑仲夏寫／應擧」印章写２顆（方印・印文なし） |
| 銘文（裏） 写作者（所蔵者）の留書等 | 「牧童／三福（幅）對之内／岡田藏」 |
| 備考 | – |
| 解説 | 円山応挙の画の模写です。画裏の写作者（所蔵者）の留書から、本品の原本は掛幅装（掛け軸）で、三幅対のうちの1点にあたることがわかります。また、留書では画題は単に「牧童」とされていますが、真の自己を牛に、真の自己を求める自己を牧人（牧童）になぞらえ、禅の修行と悟りの境地を10枚の図と詩で表す「十牛図」の6枚目「騎牛帰家」を描いたものと考えられます。牧童が牛を乗りこなす＝真の自己を取り戻し、心の自由を得た段階を表しています。 |
