百耕資料館 粉本デジタルアーカイブ

亀【若松(双)亀図】
番号61
原作者(流派)円山応挙 (円山派)
表題亀【若松(双)亀図】
材質技法紙本淡彩
形態裏打
員数1
法量 縦×横(cm)66.0×27.0
制作年(天明6) (1786)
写作者(所蔵者)岡田(広章)
写作年(所蔵年)文政10 (1827)
銘文(表)
款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等
銘文(裏)
写作者(所蔵者)の留書等
「文政丁亥/龜 岡田蔵」
備考『当市枳穀馬場伊東氏・こんだや勝見氏所蔵品』(大正3年3月9日入札)・『某家所蔵品入札』(昭和15年12月11日入札)に本品の原本らしき応挙の画(同一のもの)を掲載。「若松双亀図」「若松亀図」絹本淡彩・掛幅装、縦97.6~99.4㎝×横29.7~30.9㎝(測定時の誤差か)、画は上部に本品の高さ半分程度の余白あり。画中右下に「丙午初春寫/應擧」(印章2顆)の款記あり。応挙筆「朧月竹図」絹本淡彩・掛幅装、法量同じ、皆川賛と二幅対。
解説円山応挙の画の模写です。大正3年(1914)・昭和15年(1940)刊行のオークションカタログに本品の原本らしき画が掲載されています(本品の表題の【 】内は原本の表題)。原本は絹本淡彩・掛幅装(掛け軸)で、こちらを右、同じく応挙筆「朧月竹図」を左とする二幅対であったようです。また、画は上部に本品の高さ半分程度の余白があり、本品には写し取られていない款記から、原本は天明6年(1786)応挙54歳の作とわかります。

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