
番号 | 38 |
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原作者(流派) | 円山応挙 (円山派) |
表題 | (乙女高砂図) |
材質技法 | 紙本墨画 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 40.7×55.5 |
制作年 | 安永2 (1773) |
写作者(所蔵者) | 岡田(広章) |
写作年(所蔵年) | 文政11 (1828) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「癸巳仲春寫/應擧」花押写 |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「文政戌子秋/岡田藏」 |
備考 | 色註あり。 |
解説 | 円山応挙の画の模写です。画題の乙女高砂は、謡曲「高砂」に題をとり、老松の下、熊手を持つ尉(翁)と箒を持つ姥(媼)とを描く定番の画(高砂図)の姥(媼)を若い女性に置き換えたもので、応挙によって始めて描かれたともいわれます。本品の原本の落款には、押印の代わりに応挙が花押(手書きのサイン)をしたためていたようで、そのまま写し取られています。 |