- 前 <<
 - >> 次
 
        
        
      | 番号 | 429 | 
|---|---|
| 原作者(流派) | (伝)顧愷之 (中国人画家) | 
| 表題 | 東福寺什物維摩像【維摩居士像】 | 
| 材質技法 | 紙本墨画 | 
| 形態 | 裏打 | 
| 員数 | 1 | 
| 法量 縦×横(cm) | 78.5×55.2 | 
| 制作年 | – | 
| 写作者(所蔵者) | 万象楼(岸連山)・岸龍斎 | 
| 写作年(所蔵年) | 天保9 (1838) | 
| 銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等  | – | 
| 銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等  | 「天保九年福歳在戊戌夏四月/維摩像/顧愷之筆/萬象樓/東福寺什物寫岸龍齋藏」 | 
| 備考 | 料紙に薄和紙を使用。色註あり。本品の原本は東福寺(京都市東山区)蔵。「維摩居士像」絹本墨画淡彩・掛幅装、縦84.0㎝×横53.6㎝。中国南宋~元時代(13~14世紀)の作とされ、重要文化財(『特別展 東福寺』読売新聞社・NHK、2023年)。 | 
| 解説 | 本品の原本は、画裏の写作者(所蔵者)の留書にも見えるように、京都・東福寺所蔵の仏画で、絹本墨画淡彩・掛幅装(掛け軸)(本品の表題の【 】内は原本の表題)。留書には「顧愷之筆」とありますが、実際は南宋~元時代(13~14世紀)の作とされ、重要文化財に指定されています。画題の維摩(居士)は、大乗仏教の経典『維摩経』の主人公で、インドのヴァイシャーリーという都市に住む釈迦の在家の弟子でありながら、大乗仏教の奥義に達した人物です。なお、維摩居士を本品に見えるような図像に描くのは、顧愷之の発案によるといわれ、本品の留書がその筆と伝えるのも故なしとはしません。 | 
- 前 <<
 - >> 次
 

