| 番号 | 249 | 
|---|---|
| 原作者(流派) | 岡本豊彦 (四条派) | 
| 表題 | 寒山之図 | 
| 材質技法 | 紙本墨画 | 
| 形態 | 裏打 | 
| 員数 | 1 | 
| 法量 縦×横(cm) | 88.4×47.4 | 
| 制作年 | – | 
| 写作者(所蔵者) | (岡本)重彦 | 
| 写作年(所蔵年) | – | 
| 銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等  | 「弐幅之内/寒山之圖」 | 
| 銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等  | 「葒村先生ノ筆/寒山ノ圖 重彦藏」、「葒村先生」 | 
| 備考 | 番号655寒山之図と同図。原本は番号238・476拾得之図の原本と二幅対。 | 
| 解説 | 岡本豊彦の画の模写です。画中の写作者(所蔵者)の留書から、本品の原本は掛幅(掛け軸)で、二幅対のうちの1幅であったことがわかりますが、同じ岡本豊彦が似た画風で拾得を描く番号238・476の原本がもう1幅にあたると考えられます。画題の寒山は、中国唐代(618~907)の伝説上の隠者・詩僧で、天台山国清寺(浙江省台州市)の豊干禅師の弟子。同じく拾得と仲が良く、ともに世俗を超越した奇行が多かったとされています。中国宋代(960~1279)以降禅僧に愛され、中国・日本で禅画の画題とされました。 | 

