
番号 | 238 |
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原作者(流派) | 岡本豊彦 (四条派) |
表題 | 拾得之図 |
材質技法 | 紙本墨画 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 93.8×33.5 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | – |
写作年(所蔵年) | – |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「弐幅對之内/岡本先生拾得之図」 |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「葒村先生拾得ノ圖」 |
備考 | 番号476拾得之図と同図。原本は番号249・655寒山之図の原本と二幅対。 |
解説 | 岡本豊彦の画の模写です。画中の所蔵者(写作者)の留書から、本品の原本は掛幅装(掛け軸)で、二幅対のうちの一幅であったことがわかりますが、同じ岡本豊彦が似た画風で寒山を描く番号249・655の原本がもう一幅にあたると考えられます。画題の拾得は、中国唐代(618~907)の伝説上の隠者・詩僧で、天台山国清寺(浙江省台州市)の豊干禅師の弟子。同じく寒山と仲が良く、ともに世俗を超越した奇行が多かったとされています。中国宋代(960~1279)以降禅僧に愛され、中国・日本で禅画の画題とされました。 |