
番号 | 167 |
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原作者(流派) | 森徹山 (森派) |
表題 | サイエンカシウ(西園雅集)図 |
材質技法 | 紙本著色 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 149.4×72.2 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | 岡田氏(広章) |
写作年(所蔵年) | 天保4 (1833) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | – |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「天保癸巳初冬/セイエンカシウ圖/浪花徹山藏/岡田氏拝寫」 |
備考 | 色註あり。 |
解説 | 本品画裏の留書には、岡田広章が森徹山所蔵の西園雅集図(原本)を写させてもらった旨記されています。この記述では、原本の作者は必ずしも明らかではありませんが、ここでは、徹山を所蔵者=原作者と解しました。画題の西園雅集は、中国北宋の時代(960~1127)、洛陽の西にある隋の煬帝が築造した西園で、蘇軾(蘇東坡、1036~1101)をはじめとする16人の文人墨客が催した文雅の宴をいいます。江戸時代後期の文人趣味の盛行に伴って人気の画題となり、多くの画家により描かれました。 |