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番号 | 1100 |
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原作者(流派) | 不詳 (円山派) |
表題 | 孔雀(春孔雀図・孔雀長春花図・岩上孔雀長春) |
材質技法 | 紙本淡彩 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 120.0×55.0 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | 岡田(広章) |
写作年(所蔵年) | 文政11 (1828) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | – |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「文政戊子秋/孔雀/岡田藏」 |
備考 | 色註あり。『加州横山家所蔵品入札』(大正12年4月16日入札)・『陶陵閣・相州某旧家所蔵品入札』(昭和6年12月14日入札)・「某大家所蔵品入札目録』(昭和8年12月18日入札)に、本品と同図柄の円山応立(円山家四代、1817~75)筆「長春孔雀図」(「孔雀長春花図」・「岩上孔雀長春図」とも)を掲載(同一の画)。絹本著色・掛幅装、縦114.5~115.1㎝×横57.3~57.6㎝(測定上の誤差か)、画中右中央に「應立」(印章2顆)の款記あり。 |
解説 | 本品については、大正12年(1923)等刊行のオークションカタログに、ほぼ同図柄の円山応立(円山家四代、1817~75)筆「長春孔雀図」(「孔雀長春花図」・「岩上孔雀長春図」とも。本品の表題に参考として併記)が掲載されており、原本のように思われます。しかし、本品が模写された文政11年(1828)には、応立はまだ12歳であったことから、その作品を模写することはありえません。よって、本品も応立の作品も先行する同じ円山派の画家の作品に基づいて描かれたと考えられます。その画家は応挙・応瑞・応震のいずれかの可能性が高いように思われますが、現状確定できません。 |
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