
番号 | 702 |
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原作者(流派) | 円山応挙 (円山派) |
表題 | 和人物ノ図(華洛四季遊戯図巻 部分) |
材質技法 | 紙本墨画 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 31.7×93.7 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | (岡本)重彦 |
写作年(所蔵年) | 安政3 (1856) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「應擧先生夏和人物ノ圖/重彦摹」 |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「應擧先生和人物ノ圖/重彦清簫摹之/安政三辰春日仲」、「於浪花堂嶋四丁目ニ/應擧先生和人物之圖/安政三辰仲春日/重彦摹」、「應擧先生和人ノ冩/重彦摹」 |
備考 | 本品の原本(本品はその一部の模写)は徳川美術館藏。「華洛四季遊戯図巻」絹本著色、巻子装上下2巻、上巻縦28.2㎝×横616.0㎝・下巻縦28.2㎝×横561.2㎝。重要美術品(『人間讃歌―江戸の風俗画―』徳川美術館、2023年)。 |
解説 | 本品は、円山応挙筆「華洛四季遊戯図巻」の一部分を模写したものです。原本は、春夏と秋冬の二巻からなる図巻で、春は嵐山舟遊図、夏は四条河原納涼図、秋は盆踊り図、冬は歳末街頭図と、各々京都の四季の情景と都の人々の暮らし振りを伝えます。現在は徳川美術館の所蔵。重要美術品。本品は、そのうち下巻に描かれている秋の盆踊り図を模写したものと思われますが、細部に相違があることから、原本そのものでなく、応挙の草稿の一作を写したものであろうと考えられています。 |