
番号 | 55 |
---|---|
原作者(流派) | 円山応挙 (円山派) |
表題 | 雁図(平沙落雁) |
材質技法 | 紙本墨画 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 84.7×26.8 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | 岡田(広章) |
写作年(所蔵年) | 文政11 (1828) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「應擧」印章写2顆(方印・印文なし) |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「文政戌子/厂圖 岡田藏/三福(幅)對之内右◎印」 |
備考 | – |
解説 | 円山応挙の画の模写です。画裏の写作者(所蔵者)の留書では、単に「雁図」とされていますが、図柄から、中国洞庭湖周辺の八つの景を描く伝統画題・瀟湘八景の一つ、平沙落雁を描いた画と見られます。湖畔の葦原で羽を休める雁と、そこに群れをなして飛来する雁とを描きます。留書からは、本品の原本は掛幅装(掛け軸)で、三幅対の右にあたることもわかりますが、こちらに(三幅対の)「右◎印」、番号52(月夜山水)の画裏の写作者(所蔵者)の留書に(三幅対の)「左◎印」という記号が使われることから、あるいは番号52の原本と組み合わされていたのかも知れません。 |