
番号 | 284 |
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原作者(流派) | 与謝蕪村 (文人画) |
表題 | 王子猷訪戴安道図 |
材質技法 | 紙本淡彩 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 37.5×58.0 |
制作年 | (天明元) (1781) |
写作者(所蔵者) | – |
写作年(所蔵年) | – |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「謝寅」 |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | – |
備考 | 色註あり。原本は個人蔵。天明元年(1781)款記、絹本墨画淡彩、縦37.8㎝×横52.0㎝(山本健吉・早川聞多『蕪村画譜』毎日新聞社、1984年)。 |
解説 | 与謝蕪村の画の模写です。原本は個人藏。絹本墨画淡彩・掛幅装(掛け軸)。本品に見える蕪村の号「謝寅」の右横に「天明辛丑夏写於雪斎」との款記があり、天明元年(1781)の作とわかります。本品の表題は、原本の表題によりました。画題は、『晋書』に載る、中国晋の時代(265~420)、書聖王羲之の子で文人の王子猷(~388)が、ふと船で友人の戴安道の門前まで訪れるが、入らずに引き返した。人がその理由を問うと、興に乗じて行ったのだから興が醒めればただちに帰るばかりだと答えたという故事に基づきます。 |