
番号 | 268 |
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原作者(流派) | 小田海僊 (文人画) |
表題 | 圯橋進履 |
材質技法 | 紙本淡彩 |
形態 | 裏打 |
員数 | 1 |
法量 縦×横(cm) | 84.5×30.7 |
制作年 | – |
写作者(所蔵者) | 岡田(広章) |
写作年(所蔵年) | 安政6 (1859) |
銘文(表) 款記写・画賛写・写作者(所蔵者)の留書等 | 「圯橋進履/海僲」 |
銘文(裏) 写作者(所蔵者)の留書等 | 「安政未/黄張良/海僲/岡田藏」 |
備考 | – |
解説 | 小田海僊の画の模写です。画題の「圯橋進履」は、中国秦代(前905~前206)の隠士黄石公(生没年不詳)と漢の高祖〈劉邦〉の功臣張良(?~前168)をめぐる故事にちなむもの。黄石公は張良と出会った際、三度にわたって沓を圯橋(特定の地名とも、「壞れた橋」の意味ともされる)の下に落とし、張良に「拾え」と命じますが、張良は怒らずそれに従ったことから、黄石公は張良の謙虚な人柄を認め、兵法書(「太公望兵書(六韜)」)を授けたといいます。 |