◆2023年度春季企画展 明治の税制改革~地租改正と村のくらし/粉本にみる神仏と人のイメージ
明治の税制改革~地租改正と村のくらし(1階展示室1)
地租改正は、明治6年(1873)以降明治政府が実施した土地・租税制度の改革です。土地を個人の所有地として位置づけ、個人に対して課税するという近代税制の根幹を確立しました。本展では、まず、江戸時代の耕地や山林の所有・利用とそれに対する税のあり方について明らかにした上で、板宿村周辺で地租改正事業がどのように展開し、いかなる結果・影響をもたらしたかを具体的にご紹介いたします。
展示構成
Ⅰ江戸時代の年貢/Ⅱ地租改正の展開/Ⅲ山林原野の地租改正と官民有区分
主な展示品
題名 | 所蔵 | |
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明治6年 地券(壬申地券) | 神戸市文書館 |
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明治6年 兵庫県布達(地租改正) | 百耕資料館 |
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明治時代 板宿村絵図 | 百耕資料館 |
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明治10年 地券(改正地券) | 百耕資料館 |
粉本にみる神仏と人のイメージ(2階展示室2)
画稿、下絵、古名画の模写などを粉本(ふんぽん)といいます。当館には、円山・四条派の絵師(画家)のものを中心に、2千点もの粉本が所蔵されています。今回はその中から、神仏および中国・日本の古典文学に登場する人物を描いたものを流派横断的にとりあげ、江戸時代の人々の神仏や人をめぐるイメージを明らかにするとともに、粉本についてのご理解を深めていただきます。
展示構成
Ⅰ神さま・仏さま/Ⅱ「三国志」の世界/Ⅲ日本古典文学ゆかりの人々
主な展示品
※いずれも百耕資料館蔵
題名 | 原作者 | |
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白衣観音図 | 狩野探幽 |
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関羽図 | 呉春 |
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平治物語絵巻常盤巻模本 |
*なお、6月4日(日)・18日(日)の午後2時より、担当者による展示解説を行います