◆2022年度春季企画展 訴訟のなかの村々~神戸市域に伝えられた村の古文書から/粉本生き物図鑑
訴訟のなかの村々~神戸市域に伝えられた村の古文書から(1階展示室1)
江戸時代の村は、自己の権利や利益を守るため、領主あるいは幕府の法廷で他の村や町と争うことが少なくありませんでした。本展では、現在の神戸市域に属した村々が起こした種々の訴訟案件に関する史料(古文書)をとりあげ、そこから、当時の裁判制度の仕組みや実態、村の訴訟への関わり方を読み解くとともに、訴訟を通じて、村と村/村と町(都市)の関係や、村人のくらし・生業のありようなどについて明らかにいたします。
展示構成(予定)
Ⅰ山争い~六甲山「中一里山」をめぐって/Ⅱ水争い~妙法寺川「二ノ井」周辺/Ⅲ海辺の村の争い①~船運と浜の支配/Ⅳ海辺の村の争い②~漁場と国境/Ⅴ都市・兵庫津のし尿利用をめぐって
主な展示品
題名 | 所蔵 | |
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江戸時代(原本は慶長10年〈1605〉) 福原庄・山田庄中一里山争論裁許絵図写 |
神戸市文書館 |
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文化5年(1806)(原本は寛文10年〈1670〉) 塩屋村・垂水村と西須磨村国境并漁場争論裁許絵図写 |
百耕資料館 |
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寛永19年(1642) 野田村・駒ヶ林村水論につき言上書 |
百耕資料館 |
粉本生き物図鑑(2階展示室2)
画稿、下絵、古名画の模写などを粉本(ふんぽん)といいます。当館には、武井家に伝来した円山・四条派を中心とする諸派の絵師(画家)に関わる2千点もの粉本が所蔵されています。本展では、その中から、種々の生き物-想像上のものも含めて-を描いたものを流派横断的にご紹介し、みなさまを江戸時代の生き物のイメージの世界にいざなうとともに、粉本についての理解を深めていただきます。
展示構成
Ⅰ鳥/Ⅱ水に住む生き物/Ⅲ獣
主な展示品
※いずれも百耕資料館蔵
題名 | 原作者 | |
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孔雀図 | 円山応挙 |
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鷹図 | 狩野山楽 |
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海老図 | 長沢芦雪 |
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虎図 | 岸駒 |
*なお、コロナ禍の折柄、ご来館の皆様が一時に多数に及んだ場合、20名様を目途に、ご入館を制限させていただくことがございます。あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。