
年代 | 安政4年(1857) |
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法量 | 縦16.0cm×横32.0cm |
解説 | 安政2年(1855)に上棟され、当時寺子屋として使用されていた武井家屋敷内の土蔵に貼られていた生徒の名簿です。末尾に「安政四巳年迄」とあることから、この年までに在籍したことのある者のようです。女子3人を含む40人の名が見えます。一番左の4人を除く子どもは村の子らしく、名前右肩にどこの子どもかを表す印として父親の名前の始めの一文字が記されています。一方、一番左の4人は他村の子なのか、肩書きで「大手村庄や悴」「五右衛門悴」などと父親の役職や名前をはっきり記しています。なお、寺子屋として用いられていた武井家屋敷内の土蔵は阪神・淡路大震災で倒壊してしまいました。 |