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写作(所蔵)年 | 文政10年(1827) |
原作者 | 円山応挙 |
写作者(所蔵者) | 岡田廣章 |
法量 | 縦111.8cm×横87.3cm |
解説 | 小野小町は、平安時代を代表する女流歌人で、六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人として知られます。絶世の美人の代名詞のようにいわれる小町ですが、容姿はもちろん、出自や身分など、その実像は謎に包まれています。なお、応挙が小町を描いた作品としては、三井記念美術館所蔵のものが知られますが、そちらが人物のみで背景を描かないのに対し、本品は上部に大和絵風の金雲を配しつつ、どこかの建物の縁にたたずむ小町の姿を描くことに特徴があります。 |