
制作時期 | (安永8年(1779)) |
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写作(所蔵)年 | 文政11年(1828) |
原作者 | 円山応挙 |
写作者(所蔵者) | 岡田廣章 |
法量 | 縦58.5cm×横124.3cm |
解説 | 本品の原画(本品の表題はこの原画の表題に従っています)は、現在三井記念美術館の所蔵になり、年紀銘・落款(本品には写し取られていない)から、安永8年(1779)、応挙47歳の作として知られます。中央の多数の船が浮かぶ水景を囲むようにして、右側の文人画風の樹木が描かれる丘と、左側のゆるやかにカーブする低い山が連なる海辺の景色が配置され、平面の中に奥行感・立体感を生み出しています。こうした構図は「山水図屏風」(三井記念美術館蔵)を始めとする応挙が制作した大画面の屏風絵にも見られ、応挙独自のものと評価されています。 |